この記事を書いた人|ぱぐ

現役獣医師・フィリピン国立大学獣医学部卒。2012〜2016年にフィリピン国立大学(UPLB)獣医学部に4年間在籍し卒業。日本の獣医師国家試験に合格後、現在は宮崎県で牛獣医師として勤務。3児の母。

▶ 詳しいプロフィールはこちら

※本記事はプロモーションを含みます。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。

留学を検討している方なら一度は考えること、それが「留学で本当に自分は変わるのかな?」っていう疑問じゃないでしょうか。費用も時間もかかるし、キャリアブランクの不安もあるし・・・払うコストに見合う価値があるのかどうか、具体的に知りたいですよね。

結論から言うと、私ぱぐの場合は留学で人生変わりました。ただ、「留学に行きさえすれば誰でも変われる」というわけではなくて、変わる人と変わらない人にはハッキリした差があるなというのが、私の率直な感想です。3週間のフィリピン短期英語留学を経て、フィリピン国立大学(UPLB)獣医学部に4年間在籍した経験から、留学で得られたスキル・経験・人脈、それからその後の人生への影響について、業者さんが書きづらい部分も含めて本音でお伝えしますね。

この記事をオススメする人

● 留学に興味があるけど、コストに見合うか確信が持てない方
● 語学力以外に留学で得られるものを知りたい方
● 留学経験者の長期的な人生への影響を聞いてみたい方
● 4年間の長期留学経験者の本音を聞きたい方

留学で得られる主なスキル

語学力の向上(英語+現地語)

留学最大の魅力は、現地の言語をリアルな環境で学べることです。教科書ではなく、日常会話・トラブル時のやり取り・現地友人とのおしゃべりの中で、生きた表現が体に染みついていく感覚があります。私ぱぐの場合、フィリピン渡航時のTOEFLは20点台で、UPLB入学要件の61点をクリアするのも一苦労でした・・・。それが4年間の現地大学生活を経て、専門課程の英語授業についていけるレベルにまで何とか伸びました。

ぱぐ

私の場合は英語に加えて、タガログ語も日常会話レベルで身につきました!文法を体系的に学んだ訳ではないので会話メインですが、現地の友人や市場のお店の人とのやり取りの中で自然と覚えていった感じです。

社会人になっても、英語で文献を探すことを苦に感じないというのは、今でも強くメリットに感じている部分です。2023年6月にフィリピン人友人の結婚式に呼ばれて行ったときも、かろうじてタガログ語で意思疎通が図れました。卒業から年数が経った今でも、UPLBの同級生達とはメッセンジャーで定期的に交流があって、昨年は夫婦で留学時代の友人グループ7人とエルニドへバカンスに行ったり・・・一度習得したものを錆びさせないために必要なのは、日常的に使い続けることだと思います。留学はその「使い続ける環境」を、一生の長さで与えてくれるんですよね。

コミュニケーション力と柔軟性

異なるバックグラウンドを持つ人々と一緒に生活する中で、文化の違いに驚くことが本当に少なくありません。日本では当たり前と思っていた考えが通じない場面もあって、それが留学生活の醍醐味である反面、最初の壁にもなります。不慣れな土地で過ごすには、いざというときに助けを求めるためにも、常に「コミュニケーション力」が必要なんです。それも、否応なく育まれていきます。なぜなら、誰にも何も気づいてもらえずに悶々として苦しい思いをするのは、自分だからです。

そして、異文化を尊重しながら意見を交換する中で、相手の考えを大切にしながら柔軟にコミュニケーションを取る力が養われます。これは職場や日常生活でも役立つスキルですし、日本国内で人と関わるときにも、相手の背景や事情に対する想像力が確実に深くなったかなと感じています。

問題解決スキル

前項にも関連しますが、留学中には本当にたくさんの問題や困難に直面することになります。例えば、生活習慣や言語の違い、初めての一人暮らし、外国での公共交通機関の利用、停電・断水、体調不良、ルームメイトとの摩擦、ビザの手続きトラブル・・・あげればキリがないくらい、日本の親元で暮らしていたら経験しなかった種類の困難ばかりです。その都度、自分で解決策を見つけ出して行動に移すことで、「自己解決力」が骨太に身についていきます。新しい課題に対して前向きに取り組む姿勢は、将来どんな環境でも役立つ貴重なスキルですね。

私ぱぐの場合、4年間の在学中に大きな問題が複数回ありましたが、そのときに頼りになったのは現地の友人とその家族でした。「日本人の友達」ではなく「フィリピン人の友達」を作る努力をしておいたことが、結果的に問題解決の最大の資源になったなと思います。困ったときに頼れる現地ネットワークを作ること自体が、留学で得られる重要なスキルなんだなって、今振り返って強く感じています。

良い意味でのいい加減さ

これはスキルというよりはマインドと言った方がいいかもしれません。物事や人に対する許容度、あるいは寛容さと言い換えても差し支えないと思います。いい意味で「適当」でいられるというのは、意外と簡単じゃないんですよね。

フィリピンは特に、生活環境がお世辞にも綺麗なところではありません。場所にもよりますが・・・。学生が日常使いするようなご飯処では、アリの浮いたスープ(アリは加熱済、もちろん毎回ではありません!)が出てきたり、Gが日常的に道路の隅を元気に走り回っているような環境です。海外あるあるですが、当然ながら温かいシャワーも出ません。「まぁこんなもんよね」と思える寛大な精神がないと、生活するのは結構きついかなと思います。

逆に、この寛容さを身につけて帰国すると、日本の生活で発生する些細なトラブルが「全然たいしたことない」と感じられるようになります。これは社会人になってからも、大きな精神的余裕につながっているなぁと感じる部分です。

得られる経験や人脈の広がり

多様な価値観の体験

留学生活を通じて、さまざまな国の人々と交流することは、視野を広げる本当に貴重な経験です。特に日本と価値観が異なる文化や生活様式に触れることで、固定観念やステレオタイプが少しずつ溶けていって、多様な考え方や習慣に対して柔軟な姿勢が身についていきます。

例えば、日本では「トー横キッズ」が一時期問題に上がりましたが、フィリピンでは何十年も前からストリートチルドレンが問題になっています。治安のさほど悪くない大学周辺にもいっぱいいて、お花を売ったり歌を歌って物乞いしてくる位で、特に害はありませんが・・・。こういった現状を目の当たりにすることで、グローバルな視点で物事を考える力が備わって、将来のキャリアや人間関係にも大きな影響を与えるんじゃないかなと思います。日本のニュースを見るときの目線も、確実に変わりました。

国際的なネットワークの構築

留学中に出会う人々は、単なるクラスメートやルームメイトに留まりません。異国でともに過ごす時間って深い絆を築くんですよね。異なる業界や分野で活躍する友人を持つことが、将来の可能性を広げるネットワークになります。辛いとき、苦しいとき、その瞬間に物理的に一緒にいなくとも、やはり自分の心の支えになるのは絆を築いた友人達だなと、つくづく思います。

具体的なお話をすると、卒業から年数が経った今でも、UPLB獣医学部の同級生達とはメッセンジャーで定期的に連絡を取り合っています。3年前にはフィリピン人の友人の結婚式に夫婦で参列、昨年は留学時代の仲間7人と一緒にエルニドへバカンスに行きました。私たち夫婦の結婚式には、フィリピンから友人達が来てくれたんです!「留学で人脈ができた」という抽象的な話ではなくて、卒業から何年経っても続く具体的な関係性として、本当に資産になっているなと感じています。国際的な人脈は、仕事で海外と取引をする際や新しいプロジェクトを進める際にも、大きな助けになる「未来への資産」だと思います。

自信と自己肯定感の向上

留学生活を乗り越えることは、自己成長にもつながります。異国の地での生活をやり遂げることで、自分への自信が深く根付いていって、新たなチャレンジへの意欲が湧いてきます。困難に立ち向かい、自分自身で解決できる力を得たことで、自己肯定感が増して、心の健康にも良い影響を与えてくれるんですよね。この成長は、帰国後の人生でも大きな力となります。

私ぱぐの場合、UPLBを卒業した後に、農林水産省への「獣医師国家試験等の受験資格認定申請」を経て、日本の獣医師国家試験に合格しました。今は宮崎県で牛獣医師として働いています。フィリピンで4年間を生き抜いた経験がなかったら、国家試験対策の長丁場も、新しい職場での適応も、どこかで折れていたかもしれないなぁと思います。「あの4年間を乗り越えた自分なら、これも何とかなる」という自信は、今でも私の中で大きな支えになっています。

留学が向いている人 / 向いていない人

留学を勧めたい人

まず、自分の人生に何かしら「変化」を起こしたいと本気で思っている方。留学はその起爆剤として、本当に強力です。次に、語学力だけでなく「異文化の中で問題を解決する経験値」を積みたい方。これは日本国内ではなかなか得られない経験ですね。それから、国際的な人間関係を築きたい方。卒業後の人生でフィリピン(または他の留学先)と関わり続ける動機が生まれて、英語を使い続ける環境が自然と維持されます。

留学を勧めない人

逆に、「行けば自動的に英語が話せるようになる」と思っている方。これは欧米留学でも同じですが、自分から学ぶ姿勢がないとどこに行っても結果は出ません・・・。それから、生活インフラに強いこだわりがある方。「日本と同じ環境で英語だけ学びたい」という方は、オンライン英会話やスタディサプリの方が向いていると思います。あと、1〜2週間で劇的な変化を期待している方。短すぎますね。最低でも1ヶ月、できれば3ヶ月以上を確保してください。

よくある質問 FAQ

Q1. 留学は何ヶ月以上行くべき?

A. 目的次第ですが、英語力の本格的な向上を期待するなら、最低でも1ヶ月、できれば3ヶ月以上を確保してください。私ぱぐの経験では、最初の2週間は「英語の壁」で苦しんで、3週目からようやく耳が慣れ始めて、4週目以降に「もう少しいたい!」と感じる方が多いです。1〜2週間の超短期は、留学の入り口を体験する期間と考えるのが現実的かなと思います。

Q2. 留学費用はどのくらい必要?

A. 留学先と期間で大きく変わってきます。フィリピン留学なら1ヶ月で30〜40万円(航空券含む)、3ヶ月で70〜100万円が目安ですね。アメリカやイギリスは同じ期間でも2〜3倍はかかります。コスパ重視ならフィリピンが現状最強の選択肢で、私自身もこの理由で日本の私立獣医大ではなくUPLBを選びました。

Q3. 留学で人脈は本当にできる?

A. できる人と、できない人にハッキリ分かれるんですよね。鍵は「現地の友人を作る努力を最初の1ヶ月で全力でやるか」です。日本人同士で固まってしまうと、語学力も人脈もほとんど伸びません・・・。私ぱぐの場合、4年間で築いた現地友人ネットワークは卒業から年数が経った今も生きていて、年に1〜2回は連絡を取り合っています。

Q4. 留学はキャリアにマイナスになる?

A. 結果次第かなと思います。何の成長も持ち帰らなければ「ブランク」と見られるリスクは確かにあります。逆に、明確な英語力アップや専門スキル習得を持ち帰れば、それは大きなプラスになりますね。私の場合、UPLB卒業後に日本の獣医師国家試験に合格して、今は牛獣医師として働いていますが、留学経験は職務上もプライベートでも大きな武器になっています。

Q5. 30代・40代から留学しても遅くない?

A. 全然遅くないです!むしろ20代より明確な目的意識を持って取り組める分、コストパフォーマンスが高い場合があるかなと思います。特にフィリピン留学は社会人留学者の比率が高くて、30〜40代で英語スキルを磨きたい方にも適した環境が整っています。私たち夫婦の周りにも、30代以降で留学を選んだ知人が複数います。

まとめ:留学の価値は人生の可能性を広げること

留学で得られるスキルや経験は、人生において本当に大きな意味を持ちます。語学力、柔軟なコミュニケーション力、問題解決力、寛容さ、多様な価値観、国際的な人脈、そして自己肯定感・・・。これらは、私ぱぐが4年間のフィリピン留学を通して得たかけがえのない財産であり、卒業から年数が経った今も、私の人生を豊かにし続けてくれているなぁと感じています。

留学を検討する方にとって、それはただの一時的な経験にとどまらない、人生を変えるような影響をもたらすものになります。ただし、何度も繰り返しますが「行けば自動的に変われる」わけではありません。あなた自身が現地で何をするかが、留学後の景色を決めるんですよね。

私はフィリピンへ留学したことで、人生変わりました。留学はしたいが行き先を迷っている方は、こちらもご検討ください↓↓↓

留学先選びで迷っている方へ

フィリピン留学に特化した無料カウンセリングサービス「留学村」では、フィリピン現地に10年以上滞在しているエージェントの方が、英語レベル・目的・予算に合わせて最適な学校を紹介してくれます。「自分に合う学校を選んで失敗を避けたい」という方は、まず相談してみるのがおすすめです!

▶ 留学村の無料カウンセリングを申し込む

関連記事

ABOUT ME
ぱぐ
フィリピン国立大学(UPLB)獣医学部に2012〜2016年の4年間在籍し卒業。日本の獣医師国家試験に合格後、現在は宮崎県で牛獣医師として勤務。3児の母。フィリピン留学・英語学習・現地生活について、4年間の在籍経験と医療系国家資格保有者の視点から本音で発信しています。