旅行計画はこうして始まった【育休中のフィリピン旅行計画】
きっかけは2024年9月下旬。3人目を産んで3ヶ月経過し、その可愛さにほっこりきゅんきゅんな日々を送っていたぱぐのメッセンジャーに1通のテキストが届きました。フィリピン大学留学中に仲の良かった友人の1人から「会いたいよー!来年か再来年、いつものメンバーでどっか旅行行こうよー!」とお誘いが。絶対育休中に行くべきやん、ベストタイミング!ということで「いいね、行き先はエルニドでよろ!」と二つ返事で行くことに賛成、即日グループチャットが立ち上がりました。
ちなみに、そこからもちろん予定はすぐには決まらず、日程が5月16~20日と確定したのは年明け後でした。そこからホテルもなかなか決まらず、旅程・ホテルも含め、全てが決まったのは4月頭wきっと今回の旅行で一番やきもきしたのは我が夫でしょうね・・・(*’▽’)
下準備編│出発前に考えるべき3つのこと
①どこで何をするか明確にする
私が希望した「エルニド」は完全にリゾート地です。エルニドでのアクティビティは3日間のうち中日でアイランドホッピング、その前後でお土産選んだりビーチでのんびりごろごろタイムかな?と個人的には想定していました。ただ、実際には友人のおかげでもっとアクテビティが詰め込まれたギュっとした3日間になりました。エルニドにはありませんでしたが、歴史系観光スポットもフィリピンは比較的多いような気がします。お目当ての観光スポットがあるかどうかは忘れずにチェックしましょう。ちなみにエルニドで私たちが回った観光スポットは以下の通り。詳細は別記事にて♡
- アイランドホッピング(ルートA&C)
- リオ空港周辺ドライブ、リオビーチ
- ナクパンビーチ
- バニラビーチ
- キャノピーウォーク
②服装選び│軽装すぎるとターゲットにされる恐れも

夫のいとこが何の因果か今フィリピンでお仕事しているらしく、そちらからの情報でもあるのですが、このご時勢、マニラで短パンのフィリピン人はほぼ見かけないとのこと。むしろ旅行者がそういった格好をしているせいでターゲットにされやすいとか。特に日本人は華奢で小柄、男性でもがっちり体型の人は欧米の方々に比べると少ないので、めちゃめちゃ今狙われているようです。マニラ首都圏での強盗事件の連続発生について外務省も注意喚起を行っており、下記リンクから確認できます。ぜひご一読を。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2025C019.html
ちなみに我々の到着時の恰好は多少色があるものの、まさに上のような雰囲気。ただし、不便すぎるのでボディーバッグはお互い持っていました。GUのシンプルボディーバッグを直前に購入し旅行中持ち歩いていましたが、めちゃくちゃ使い勝手良かったです。商品紹介は雑記ブログの方で紹介予定。
③両替は空港?キャッシング?ベストな選択とは
以前のフィリピンペソがまだ残っていたこと、空港では両替手数料が勿体ないという2つの理由から、我々は空港での両替はせず、キャッシングで全て済ませました。キャッシングの際にはATMにVISAやマスターカードのマークがあることを確認してから利用しましょう。我々、最初フィリピンの地銀のATMを使ってキャッシングできないね・・・って10分ほど四苦八苦しました(-_-;)そりゃ使えねーわ!( ゚Д゚)いずれのATMも現金引き出し(withdraw current)は最大10000ペソ、ATM利用料は250ペソでした。
到着直後、空港からホテル、ホテルからモールへの移動は友人が一緒でGrabを利用、クレジットカードを登録していれば現金いらずなので慣れればめちゃくちゃ便利ですね。モールからホテルへの帰りは友人夫の車で送ってもらいました。ありがたや・・・(*´ω`*)
エルニドでのホテルは事前にクレカ決済を友人が済ませていたものの、チェックインの際にデポジット(3000ペソ)を求められました(もちろんチェックアウト時戻ってきました)。アクティビティはたいてい現金のみ。どんなに質素な旅行をするにしても、少なくとも5000ペソは持っていていいかと思います。ショッピングモールでの両替に不安な方は空港で予めいくらかお守り代わりに替えておく方がいいでしょう。ツアー等に参加していない、一切のヘルプなし、現地でのキャッシングも不安、そういうことであれば多めに両替しておく方が無難かなと思います。
現地の足を押さえる│空港到着後の移動手段
空港タクシーの使い方と注意点

私は2012年4月~2016年6月の4年間フィリピン大学獣医学部に所属していましたが、Grabの存在を見聞きしたことはありませんでした。なので、在学当時は空港からの移動は基本黄色い空港タクシーを使っていました。めんどくさいな・・・と思うときは空港からキャンパス付近のロスバニョスまで空港タクシーを利用したこともあります。とんでもないブルジョア気質w今思うとゾッとしますが、、、お高い分、安心を買うという感じ。空港の黄色タクシーを配車してもらうには、外の受付レーンに並んで行き先を伝える必要があります。ここで受付を済ませてしまえば、基本的にはぼられたりしないでしょう。大きいキャリーケースを持って並んでいる列とその横に並ぶ黄色タクシーを探してください。今回友人との待ち合わせで急いでいたこともあり、到着したターミナル1のどの辺りにその受付があるかは確認できませんでした。ターミナル1は国際線がひしめき合っているのでめちゃくちゃ混雑していましたね・・・。
注意点としては空港タクシーを装ってというか、白いタクシーが「空いてるよ~乗って乗って!」と営業かけてきます。特に黄色の空港タクシ―を探してキョロキョロしていると、白タクシーのおじさんどころか、カモ見つけたと言わんばかりにいろんな人が群がってくるので「I need airport taxi! Yellow one!!」と強い心を持って跳ね除けてください。
私の記憶では、到着ロビー出てすぐ目の前の道を渡った1本向こう側に空港タクシー受付があったような気がするので、道を渡る際には他のお迎えの車に気をつけてください。あちらは歩行者ガン無視レベルの車社会です。
便利で安心、Grabの使い方ガイド
今回初めてGrabを利用しましたが、まず登録の時点で結構苦戦しました・・・(;´・ω・) Grabのアプリは白地に緑文字のアイコン。運転手用のアプリ「GrabDriver」と間違えないようにしましょう。アプリをダウンロード後、手順通りに進んでいって登録を進めます。アカウントの登録後、フィリピンでスムーズに使えなかったときが心配ということもあり、夫婦ともに最小金額で入れておこうということになり、夫が一瞬で入金まで済ませてしまい、聞いたところ、200ペソから入金可能だったとのこと。
Grabアプリの入金方法
この200ペソの入金をどこからすればいいんだ??と私は頭を抱えましたが、以下にその手順を記します。①から④の順に赤丸をタップしていけば入金画面に進めます。

- ”Balance”と書かれたところをタップ
- ”Cash In”と書かれたところをタップ
- ”Cards”と書かれたところをタップ
- 登録したクレジットカードをタップ(私は楽天銀行カード(JCB)、夫はAMEXを登録)
決済はクレジットカードで取引がなされていたので、そもそも200ペソの入金もいらなかったかも?と後々思いました。クレカジットカードの有効性確認のためにデポジット的役割で入金しないとverify(確認)できなかったかもしれないし、前後関係があやふやになってしまいました(;^ω^)
ちなみに、現地のSMショッピングモールやセブンイレブンでも入金できるようです。
Grabアプリでの配車方法
Grabアプリの使用方法としては「車」のアイコンから ①目的地を指定 ②ピックアップ場所を指定 ③車のタイプ(Standard)を選んで同画面下に出ている「予約」ボタンを押すとすぐに配車されます。めちゃくちゃ簡単。予約ボタンを押した後の画面に運転手の顔写真・名前・車のナンバーが表示されます。私を迎えに来てくれた友人は手っ取り早く電話で細かいコンタクトを取っていました。私は英語での電話はさすがに苦手なので、テキストで少しメッセージを交わしただけです。特に困りごとはなく、非常にスムーズでした。配車までがスムーズすぎるので、出掛ける準備が終わってないうちに予約はしない方がいいでしょう。夜中ですらすぐに車は見つかります。
手続き編│出発・帰国で必要なオンライン申請
①フィリピン入国前に必須「eTravel」の登録方法
eTravelは渡航者の身元確認のための個人情報や健康状態、滞在先、税関申告を含めた荷物の内容などを事前申告するためのフィリピン政府のWEB登録フォームです。

今回、eTravel登録してないじゃん!と慌てて入国前日にアプリをダウンロードし、パスポート等の必要情報を諸々登録して、一旦夜を明かしました。入国当日になり、承認まだされていないな・・・とアプリをいじったりググって登録方法を調べたりしていると、「Travel」と書かれた飛行機のアイコンから申請できるということが分かり、福岡行きを待っている間に税関申告も含めたすべての情報の入力を終え、上記の画像の真ん中の通りQRコードが発行されました。その後、全項目確認できました~のメールを受け取って完了です。
一昨年はまだ試験運用中?だったのか確認も何もされませんでしたが、今回は最後の税関申告でQRコードの読み取りゾーンがありました。また、immigrationのところにもでかでかと「eTravelは必須です!」って張り紙があったので、今後は例外なくオンライン申請が必要なようです。
②帰国前に忘れがちな「Visit Japan Web」

2年前のブログに自らしっかり「忘れずに!」と書いていたのに、すっかり忘れていました、帰国時の電子入国手続き「Visit Japan Web」・・・(/ω\)お笑い種です・・・アイタタ ちょっぴり言い訳をさせてもらうと、フィリピン入国手続きの申請の際「Departure」の項目があったので「お、帰りはこっちで申請するんかな?」と短絡的に考えたのでした(´з`)チーン フィリピン人の出国手続き用、ということですね・・・(´・ω・)
Visit Japan Webは日本への帰国時の入国手続きを簡素化・ペーパーレス化・一元管理するための事前オンライン申告です。アカウントを作成し、パスポート情報の入力や帰国予定の登録を済ませると二次元コードが発行され、その二次元コードを提示することでスムーズに入国手続きを完了できます。
Visit Japan Web│デジタル庁 https://services.digital.go.jp/visit-japan-web

Visit Japan Webの申請を忘れていた我々ですが、夫婦でペラ紙一枚の記入をすれば有人窓口でパスポートと合わせて提示すれば非常に簡潔にスピーディーに完了しました。難点としてはスマートさに欠ける位でしょうか・・・。電子申告をしないことのデメリットが、ほんの10分ほど右往左往して「あちゃー・・・」って気持ちを受け止めるだけというのが、浸透しない大きな原因でしょうね(^-^;
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございました(*´ω`*) 下準備のチェック事項と手続きについて、いずれもクリアしていましたか。フィリピン入国時のeTravelと日本帰国時のVisit Japan Webの登録はぜひ済ませておきましょう。前者は絶対必須、後者は快適さのためにオススメします。