一人目の出産後に我が家ではベビーカーを購入(ピジョン製、palskip)したのですが、タイトルにもある通りリコール発生により自主回収となってしまいました。ベビーカーを再検討する上で改めて着眼点をまとめてみました。”ベビーカーに求めるもの”にちょっと変化が見られたので別記事でまとめてみました^^前回のは↓↓
- 出産前で、ベビーカー選びを始めた。
- 産後、抱っこ紐を使っていたがやはりベビーカーも気になる。
- 産後も腰痛が辛くて抱っこ紐をつける気がしない。
結論から言うと、ベビーカーに求めるものについての気持ちの変化は以下のようになりました。
- 小回りの利きを考えると絶対3輪!
⇒4輪でも意外と遜色ない。但し対面式のものはオート4輪じゃないと× - 7㎏強は3輪の中では比較的軽い方かな?よっぽど重くなきゃいいだろう。
⇒赤ちゃんを乗せると10㎏は優に超える。毎日使いにはちょっとストレスを感じる重さ・・・。 - 3輪の走破性は圧倒的!悪路でも問題なし!
⇒言うほど住宅周辺に悪路がない。4輪でも大丈夫かな。 - 走行中の安定感大事!
⇒折り畳んで収納する際の安定感も人によっては気になる点。ちゃんと自立するのか否か。
(ただし私自身はあまり気にしていない) - 省スペース性?うちは戸建てだからあんまり気にしてない。
⇒家での収納はさておき、車に乗せるとき結構場所取る・・・。
全体的にベビーカーへのこだわりが最初より緩和した感じです。
①取り回しの良さ
i. 小回りの利き具合
今回再検討するにあたって、4輪タイプの小回り感がどんなものなのか、近所にある西松屋に散歩がてら行って確認してきました。とりあえず試しに手に取ったものは4輪タイプの両対面式でオート4輪機能なしのもの。
対面式だと小回りが利きづらい印象。ただ、背面式なら3輪を押すのとさほど変わらない。
これが私が4輪を押してみて受けた感想です。確かに3輪の圧倒的な小回り利く感じはありませんが、別に遜色ないよね、と夫と押してみて確認しました。私は対面式へのこだわりゼロでしたが、赤ちゃんの顔見ながらお散歩したいなぁという方はオート4輪機能は外せないかな・・・と個人的には思います。
お試しで納得がそれなりにいったので、今回のベビーカーは4輪タイプに落ち着きそうな予感。
ちなみに、オート4輪機能とは?
正式にはオート4キャス機能と呼ばれ、対面式・背面式いずれにおいても前輪が360°自由に回転し、後輪が自動でロックされるので押しやすく、操作性が向上します。折角こだわって両対面式のベビーカーを購入するのであれば、対面時の操作性を考慮してオート4キャス機能はつけておく方がいいかなと思います。
ii. 重量感
私が今回声を大にして言いたいのは、3輪タイプは重い・・・!子供の体重がプラスされると10㎏は優に超えます。ベビーカーの上げ下ろしは妊娠週数が経過すればするほどしんどいです。お腹の子のために、できることなら重い物は持ちたくありません。3輪タイプを購入する方はこの点だけは熟考した方が良いかなと思います。4輪タイプなら物によっては3輪タイプの半分程度というケースも。普段よく使う人ほど、重さからくるストレスは結構地味に積み重なります。
iii. 走破性
これはどうしても、4輪タイプは3輪タイプに劣ってしまうんだろうなぁと覚悟している部分です。パルスキップに関して言えばタイヤの径が大きく、車のタイヤのように深めに溝もあってタイヤのゴム感がしっかりしていました。4輪の場合だとタイヤの径は3輪よりは小さく、西松屋にある4輪ラインナップを見た限りではツルツルのプラスチック感漂うなんちゃってゴム感のものがほとんどでした。
どっちも広義ではプラスチックだよ!って突っ込まれそうですが、見た目だけでなく、タイヤの材質はやはり走破性に大きく関わる部分かなと思います。4輪のベビーカーならせめて2輪1組になっているものがいいなぁと下見をして感じました。走破性だけでなく、赤ちゃんにとっての乗り心地にも関わる部分かなと思います。
②安定感
押している際の安定感は3輪も4輪も変わりませんが、折り畳んだ際のタイヤのポジション次第では3輪は不安定だなと感じました。ほんのちょっとした手間ですが、いちいち気にするのが面倒だな・・・と感じる人にとってはデメリットにもなりえるかなと思います。私はあまり気になりませんでしたが、夫は気になっているようでした。折り畳んで安定して立てておける、というのは特にマンション・アパート暮らしの方には重要項目かもしれませんね。
③省スペース性
パルスキップを購入した際には一切気にしなかった観点です。戸建てだから収納スペースそこそこあるし、まぁいいかぐらいに考えていました。ただ車に乗せたりする際に思いのほか場所を取るんだな・・・と購入後に考えさせられる場面がちらほら。コロナ禍が今よりもっと解消されて、今後子供を連れてお出掛け頻度が増えていけば、車に積み込んだ際のベビーカーの省スペース性は大事だよなーとも考えたり。2代目べビーカーを選ぶ際にもそこまで優先度は高くありませんが、”一応気にはする”程度に商品説明を確認しました。
④その他:コストパフォーマンス、ブランドetc…
その他枠にまとめてしまいますが、コストパフォーマンスは非常に重要かなと考えています。2人目の出産後は比較的早めに育休を切り上げて職場復帰予定なので、今ほどベビーカーを日常使いすることはなくなります。そのため、あんまり高いものを買うのはどうなんだろ・・・と考えています。
また、有名ブランドだから安心!というわけでもないんだなということを今回のパルスキップのリコールで痛感しました。ただ、大手なだけあって対応はかなり早いなぁとも思いました。1件のリコール事案に対して、当該シリーズのベビーカー4607台をすべて回収・・・この対応の迅速さは大手だからこそかなと思います。無名の中国メーカーが販売するベビーカーだったらどういう対応だったのかな・・・?とちょっぴり不安にはなりますよね。
結果、我が家で購入したベビーカーは・・・
日本育児が販売している「トラベルバギーA3+」
- 背面式のみでオート4キャス機能なし
(コストを抑える要因として◎) - 重量は本体のみで約5.8㎏
(パルスキップ本体よりはやや軽め) - 4輪全てダブルタイヤ。
- 一体型フレームにより走行中の振動や
横揺れを軽減。 - 畳んだ後自立可。
- 省スペース性◎
- コストも20000円きるので許容範囲。
必要項目を概ねクリアしているのでこれに決まりました^^
コストを気にしないのであればこれ!オススメNo.1!!
コストを度外視し、商品のスペックだけで欲しかったもので言えばコンビのスゴカル。
完全フルスペックの商品ですね。両対面式でもちろんオート4キャス機能付き、ハイシートだが低重心設計、4輪のうち2輪は比較的大きめのタイヤ、優れた衝撃吸収性能、フル装備で総重量5.3㎏、さすがコンビ!といった感じです。お値段は税込みで6万を超えますが、使用頻度が多ければ購入価値は大いにあるかと思います^^
ちなみに、コンビは今年の1月下旬にラベリタという最新モデルを発売してますが、個人的にはスゴカルの方がおすすめ。理由は2点。
①重さ(スゴカルより1㎏以上重い。)
②両対面式なのにオート4キャス機能がない。
異議あり!という方、ぜひ使用感を教えてください^^
日本育児で購入したベビーカーの商品レビューの記事はこちら