今回のテーマはずばり、家計でも大部分を占める住宅費についてです。「賃貸派か戸建派か」永遠のテーマですよね。今話題の両学長著「お金の大学」と同Youtubeチャンネルで夫婦揃って学んだ結果、自宅という不動産が負動産になりやすい実情、そして夫の適応障害等いろいろきっかけが重なり、自宅を売却することを決断。
自宅の売却のために利用したサービスが「イエウール」という一括査定サイトです。この記事では、査定のプロセスや結果、そして地方郊外の家を売る際に知っておくべきポイントについて紹介していきます。
- 今まさに自宅売却を検討中の方
- 自宅の価値を把握しておきたい方
- 実家の相続対策に価値を把握しておきたい方
イエウールの一括査定は無料!
イエウールは、不動産の一括査定ができるサービスで、全国2600社以上の不動産仲介会社と売却希望のユーザーをマッチングしてくれます。これにより、大手不動産会社から地元密着型の小さな不動産会社まで、幅広い会社から無料で査定を受けられます。
査定依頼はネットで完結
利用の流れはシンプルです。イエウールのサイトでまず物件の基本情報(住所、築年数、土地・延べ床面積など)を入力し、一括査定を依頼します。すると、対応できる不動産仲介会社を最大6社まで選んでくれます。選ばれた不動産仲介会社から続々と現地確認の承諾を得るための電話があり、現地確認後に明確な金額が各社から提示される、という流れです。まとめて査定を依頼できるので非常に効率的ですが、一時的にかかってくる電話対応には追われるのでその点だけ注意です。
地方田舎だと業者の選択肢が少なく、1社のみの場合も。
我が家については大変ど田舎にあるので対応可能な業者は1社のみでした(;^ω^)
築浅(3年)であること、延べ床・土地面積(46坪・60坪)が比較的広く、また、地方郊外でも需要がある立地(さすがに内緒)であったことが影響して、査定額はなんと5000万。5000は切ると想定していました。
目的①住み替え│査定結果から見えた自宅の価値
*写真はイメージです
我が家の建築当初の価格は約5300万円(大手ハウスメーカー建築)。3年経過したとはいえ、査定価格は5000万円と、思ったより値下がりが少ない結果でした。地方郊外に住んでいると「値下がりが激しいのではないか?」という不安がつきまとうものですが、この結果には非常に驚きました。考えられる理由は以下の通り。
- 築浅の物件の魅力:我が家は築3年と比較的新しかったため、建物の状態が非常に良好でした。ちなみに、一括査定後の現地確認は外回りだけです。
- 地方郊外の需要の変化:特にここ数年、コロナ禍やリモートワークの普及により、都市部から離れたエリアに住むことを希望する人が増えています。地方でも、自然豊かで広々とした住環境を求める層が増えているのです。私の住んでいるエリアも、都市部からアクセスが良く、かつ落ち着いた環境が整っているため、これが高い査定額に繋がったのだと考えています。
- 土地の広さや環境の魅力:都市部では手に入りにくい広い土地も、査定においてはプラスに働きます。地方郊外の家は土地が広く、駐車場や庭などのスペースが確保されていることが多いため、これも買い手にとっては大きなメリットです。特に子育て世代やリモートワークで自宅にいる時間が増えた層にとって、広い家と敷地は非常に魅力的です。
目的②相続対策│実家も査定に出してみた
私ぱぐの実家は自宅から30分ほど離れたところにあり、親が元気なうちに相続対策も兼ねて価値を把握するために査定に出してみました。田舎とはいえ、実家の立地は県庁所在地の自治体で中心地から車で10分ぐらいのところ。新築時(30年弱昔)の土地代が1500万ぐらいと聞いたことがあり、家自体にもはや価値がないにしても、土地値ぐらいかなと想定していましたが、なんと1200万円とマイナス300万円・・・( ^ω^)ウン…
不動産を持つことのリスク、自宅と実家の査定で改めて痛感
自宅が5000万、実家が1200万という査定結果自体はまぁ納得です。自宅の売却が果たしていつごろ達成されるかは未定ですが、お金の勉強を通して我々夫婦は戸建派から賃貸派に変わりました。戸建派・賃貸派、自分がどっちに向いているのか、決着をつけられるかもしれない、読みごたえのある記事を見つけたのでリンク貼っときます。相互リンクしてもらっちゃった(*´з`)
売却を検討しているなら、早めの査定がカギ!
今回の一括査定を通じて、家を売却する際のタイミングが非常に重要だということを強く感じました。我が家はすでに売りに出して1年以上経過しています。
その上で一つ確信したのは「早めに市場にさらしておくべきだ」という点です。その理由を以下にまとめます。
不動産市場は変動しやすい
エリアの人気や経済状況、政策の変更など、様々な要因によって価格が上がることもあれば、下がることもあります。特に地方郊外では、都市部に比べて人口減少や経済的な影響を受けやすいため、売り時を見誤ると大幅に値下がりしてしまう可能性もあります。早めに査定をしておくことで、現在の価格を確認し、市場の動向を見極めることができます。
市場に早く出すことで買い手を増やす
早めに売りに出すことで、より多くの買い手に物件を見てもらうことができます。特に地方では、都市部ほど物件の流通が多くないため、需要が集中するタイミングを逃さないことが重要です。
余裕を持った交渉ができる
売却に時間的余裕がある場合、価格交渉や条件面で有利な立場を保つことができます。売り急いでしまうと、買い手に主導権を握られてしまい、価格や条件で妥協せざるを得なくなることがあります。しかし、早めに市場に物件を出しておけば、焦ることなく、じっくりと交渉を進めることが可能です。
イエウールで一括査定するメリットは手軽さと安心
ネットで一括査定できる手軽さ
イエウールの一括査定を利用して感じた最大のメリットは、複数の不動産会社から一度に査定結果を得られる手軽さです。不動産会社によって、同じ物件でも査定額が異なることはよくあります。複数の査定を比較することで、相場感をつかみ、自分にとって最も有利な会社を選ぶことができます。
場所によっては、地元密着型の小さな不動産会社が強い場合もあり、イエウールのような一括査定サービスを使えば、大手だけでなく、こうした地元の会社とも繋がることができるため、より幅広い選択肢を持つことができます。
2つの安心:悪徳業者がいない安心&業者と対面のない安心
悪徳業者が登録されていないということもイエウールのメリットです。クレームの多い不動産仲介会社はイエウールから契約を解除することが可能なため、優良な不動産仲介会社が集まっています。
また、業者の現場確認は外観のみで対面することはなく、結果は郵送されてくるので仲介を押し売りされる心配はありません。少なくとも私ぱぐが体験した2回は一括査定直後の現場確認のための電話のみでした。
まとめ:家の売却を考えているなら、早めの一括査定をイエウールで!
地方郊外の家でも、しっかりと価値があることを今回の一括査定で実感しました。そして、もし家の売却を考えているなら、早めに査定を依頼しておくことが重要だと感じました。一括査定サービスを利用することで、手軽に物件の価値を確認できるため、売却を進めるかどうかを決める前のステップとして大いに役立ちます。
もし今後、家を売る可能性が少しでもあるなら、まずは無料で一括査定を依頼してみるのはいかがでしょうか?地方郊外の家であっても、思わぬ高値で売れる可能性があるかもしれません。