生活/家計

車の売却

車を所有する目的

 先日、家計を見直すことで車を売却することになりました。

 売却という結論に至る前に、まず、車を所有する目的と必要な機能について整理することになりました。

 私たち夫婦は、地方在住で片道約50kmの距離をほぼ毎日通勤に使用しており、休日も買い物などで使用しています。

 また、小さい子供が二人いることで遠出の際などは荷物が多く、積載量が多めに必要で、スライドドアを備えていることも荷物や子供の乗せ降ろしで楽になるかなと考えていました。

以前の車に求めていたこと

 先日、売却した車を購入した際はに重視していたことは、

  1.リセール

  2.居住性・積載量

  3.スライドドアを装備

の三項目でした。

 先日売却した車はトヨタのアルファードで、重視していた三項目については満点を出しても良いかなと思っていたのですが、我が家の運用方法では日に日に燃費の悪さが家計を圧迫していき、さらには日々の通勤で走行距離が延びてしまい、リセールにも影響を与えかねない状況でした。

リセールの大切さ

 車を選ぶ際の条件は人によってかなり違うと思います。
 カッコよさや燃費の良さ、取り回しの良さなど人の数だけ条件はあると思います。
 我が家は家計のことを考えてコスパを重視していました。
 家計のことを考えると安い中古車を購入して長く乗ることが一番コスパが良い気がするのですが、必ずしもそうとは限りません。

 実はリセールの良い車を短い期間で乗り継ぐのもコスパは良いのです。
 例えば、
例1:200万円の中古車を買って6年で乗り換えた場合を考えると、
   年間約33万円(200万円÷6年)
例2:500万円の新車を1年ごとに毎年480万円で売却して
   6年間乗り換え続けたことを考えると年間約20万円(500万円ー480万円)

 中古車の場合は故障リスクがあり、逆に新車はメーカー保証期間中に乗り継いでゆく感じなので故障についてはほぼ考慮する必要がありません。

 上記は極端な例のような気がしますが、実際に可能でもあります。

新車を乗り継ぐデメリット

 先ほどは新車乗り継ぎの良い点だけを書きましたが、当然デメリットもあります。

1.人気車種しか乗れない
  リセールを考えるので中古で値が下がらない車種しかのれません。
  アルファードやランドクルザーなどですね。

2.乗り方に気を遣う
  交通事故に遭うのは当然ダメですが、走行距離が伸びすぎるのも値下がりの原因にな
 るので、走行距離にも気を使います。

3.不必要なオプションをつける必要がある
  サンルーフやエアロなどリセール時に値が上がるオプションはつけておく必要があり
 ます。

4.売り買いがたいへん
  買うときはしっかり交渉して安く買い、売る時もしっかり交渉して高く買ってもらう
 必要があります。

 この辺が気にならない人ならメリットも計り知れないと思います。

売却時のコツ

 複数見積もりは必須です。
 現在はインターネットで車種や年式等を入力すると複数社からの見積もりの電話がくるサイトもあり、複数見積もりがとてもやりやすいです。

 また、見積もり前にインターネットで自分の車と同型同年式、近い走行距離のものをリサーチしてだいたいの売値を把握しておくと交渉を有利に運ぶことができます。
 交渉するにあたって、事前にこの額なら売っても良いという額を決めているとやりやすいですが、買い取り業者は業者専用のオークションでの価格をベースで話をしますので、いろいろ話して、こちらが有利になる情報をしっかり引き出すことが大切です。

 たまに決断をせかしてくる業者がいますが、せかしてくるところは売るのも買うのもやめた方が良いですね。
 交渉ごとの基本として、相手に熟慮する時間を与えず、正常な判断を阻害するといったものもあるので、せかしてくる業者は避けた方が無難ですね。

 私の場合は、今回の売却で3社に見積もりをすることになり、490万円で購入したトヨタアルファードが510万円で売却できました。

 

 

 

 

 

ABOUT ME
ぱぐ
30代会社員。現在2児の母。趣味は高配当株メンテ・探し、日本舞踊、油絵。リベ大のYoutube動画にハマってお金の勉強中。苦手なことは料理。